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八重歯(叢生、乱杭)の治療

八重歯

八重歯は可愛いと言ったのは昔の事です。八重歯は八に重なる。日本ではとてもよい言葉になります。海外で八重歯の人を見る事はありません。実際には歯が重なっていてブラッシングできない部分があったりします。それでも可愛いというのはあるかもしれません。八重歯のあった芸能人というのも以前はありました。しかし、ほとんどの方は今は治療しています。残念なのは矯正治療ではなく歯を削ってかぶせてしまっている事です。歯の健康を考えるとお勧めできません。

なぜ八重歯は年齢が行くとなくなるのか?

八重歯のある高校生や中学生を見かける事はあります。でもなぜでしょう?八重歯のあるお婆さん、お爺さんはいないと思いませんか?思い浮かばない。確かにと思われるのではないでしょうか?矯正したの?残念ながらそれはありません。その時代に矯正歯科医などは皆無だったはずです。八重歯(犬歯)は抜かれた可能性が高いです。以下に理由を記載します。

・八重歯をおおっている歯茎が上にあがってしう。

左側の女性は20代の八重歯の患者様です。右側は50代の患者様です。八重歯は外側にふくらんで出っぱっています。そのために歯茎に薄くおおわれているだけです。加齢とともに歯茎の被覆が減少して行きます。歯根が露出しています。こうなると矯正治療しても歯茎はもとどおりには再生しません。周りの歯も治療されていています。八重歯は口腔衛生に悪い事が理解できると思います。

・加齢とともに唾液の分泌量が減る。

特に女性の方ですが中高年になると唾液の分泌量が減ります。治療していてもほとんどバキュームしなくてもよくなります。八重歯は犬歯です。そのために唇を傷つけてしまう方がいます。ドライマウスの患者様を裏側からリンガルブラケットで治療した事があります。この方は唾液がほとんどでません。八重歯で唇を切ってしまう。あるいは唇が張り付いて閉じられないとの事でした。ところが表側から治療すると今度はブラケットで唇を切ります。大変感謝してくれました。私も達成感のある治療でした。この治療は保険に導入してもよいのではと思ったぐらいです。

八重歯はどうしてできるの?

八重歯はもともとは犬歯です。まず6歳ぐらいから前歯のはえかわりが始まります。そして同時期に第一大臼歯が一番後方の第二乳臼歯の後にはえてきます。そこで “ 6歳臼歯 ” と呼ばれます。約50%以上が犬歯よりも先に後方の小臼歯がはえてきてしまいます。歯の大きさと並ぶべき骨の場所に不調和のある患者様は犬歯が排列できすに高い位置ではみ出した位置に定着してしまいます。これが八重歯です。歯の萌出順序が大きく関わっています。

下顎には八重歯はないの?

下顎は歯の萌出順序が違います。第一大臼歯(6歳臼歯、前から6番目の大臼歯)、中切歯(一番真ん中の前歯)、側切歯(前から2番目の前歯)、犬歯(前から3番目)、第一小臼歯(4番目の小臼歯)、第二小臼歯(5番目の小臼歯)、第二大臼歯といった順序ではえてくるのが50%以上です。そこで排列する場所がないと第二小臼歯が内側にはえてきたままになってしまいます。下の歯は内側からはえてきます。上の歯は外側からはえてきます。

この歯列弓を正式には鞍状型歯列弓(あんじょうがたしれつきゅう)と呼びます。赤い点線で描かれた形が馬につける鞍(くら)のような形に見える事からこう呼ばれています。しかし、馬の鞍を私は見たことがありません。今の人ならオメガΩ型とでも名づけるかもしれません。

八重歯の矯正治療

犬歯は歯根は長い

八重歯(犬歯)を抜歯するのは稀な事です。その理由は犬歯は歯が長いからです。

黄色の丸で囲みました。周囲の歯に比べて犬歯の歯根が長い事がわかります。歯根が長いという事は寿命も長いという事になります。そこで八重歯は抜きません。他にも形態が矢じり状で特殊である事、下の顎を側方にずらした時のガイドになる重要な歯でもあります。

八重歯は治ります!

この患者様は小学校6年生でした。八重歯の後方の第二小臼歯を抜かしていただいて治療しました。八重歯は治ります。

リンガルブラケットを用いて治療を行った八重歯、叢生の治療例

Case No. 20  八重歯 叢生

Case No. 180 重度な八重歯

Case No. 179 でこぼこ、かみ合わせが深い、八重歯

Case No. 177 八重歯で過蓋咬合(大変深い噛み合わせ)

Case No. 175 厳しい叢生 骨格性には下顎前突傾向

Case No. 174 開咬でしかも上顎前突さらに八重歯

Case No. 171 大臼歯が噛んでいない。鋏状咬合、八重歯

Case No. 145 前歯部叢生 八重歯 非抜歯

Case No. 132 八重歯、正中線の偏位

Case No. 116 典型的な八重歯と鞍状型歯列弓でした

Case No. 111 反対咬合 開咬 八重歯

Case No. 100 開咬 叢生 でこぼこ 歯の健康には重要

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