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歯列矯正のタイミングは?大人の歯列矯正のメリット・デメリット

美容外科行くならまずは矯正治療してください!!

口元が綺麗になれば横顔が綺麗になります。鼻も相対的に高くなります。表情も明るくなり、自信が持てます。しかもご自身の歯です。よい事ばかりだと思います。

歯列矯正に年齢による制限はある?

まったくありません。いつでも可能です。年齢制限はありません。どんな状態でも可能だと思ってください。その患者様それぞれのゴールを考えてもっともよい状態にしていく事ができます。

矯正歯科医はお口の中全体を診て、そして全体の治療計画を立てる事が可能です。どんな状態がベストなのか?提案させて頂きます。ブリッジがあるんだけど?歯が抜かれてないんだけど?インプラントなんだけど?などなど、色々な状態から何をすればもっとも費用をかけずに、歯を削らずにベストな状態は何かを提案させて頂きます。

大人の歯列矯正のメリット

メリット1:見た目の悩み・コンプレックスの改善

いつも口もとを手で隠しながら話す。そんな方に出会った事があります。歯を失っていたり、乱杭歯でガタガタで恥ずかしい、出っ歯、受け口。少し勇気を出して矯正歯科医に相談してみてください。そのコンプレックスから解放されます。装置が見えるのが嫌だという方にはリンガルブラケット(舌側矯正、裏側矯正)をお勧めします。マウスピース矯正ではできないような難しい症例にも対応できます。

切端咬合の場合は歯の摩耗、破折の怖れがあります。前歯は垂直的な圧に強い構造ではありません。

メリット2:歯周病・歯槽膿漏の予防・改善に繋がる

ブラッシングできない部分があります。う蝕(虫歯)や歯周病の罹患率は当然高くなります。

メリット3:歯周病にすでに罹患してしまった患者様の治療

左側が治療前の状態です。黒く歯肉縁下歯石が付着しています。近い将来抜けて入れ歯になる事は確実でした。リンガルブラケットで矯正治療しながらスケーリングもおこないました。さらに歯周病の専門知識の高い歯科医を紹介し協力して頂きました。こういった治療はそれぞれ専門家が力を出し合って解決する必要があります。最近でも“一軒ですべての治療ができると便利”たしかにそう思います。私もそう思います。しかし、専門的な知識の習得には時間がかかります。1人で何でもできる歯科医を探すのは無理でしょう。例えば目の病気を心配している時にご近所のかかりつけ医に相談には行きませんよね。最初から眼科に行きます。歯科は標榜が自由な所があって、矯正歯科、歯科、口腔外科などすべての名前を羅列している歯科医院が多くあります。専門のない歯科医院です。一軒の歯科医院で専門的な高度な治療を求めるのは不可能です。

メリット4:状態の悪い歯を抜歯した。抜いた歯の隙間はどうしたらよい?

インプラントやブリッジになる前にまずは矯正専門歯科医院へ行ってください。その場所を歯の移動で閉鎖する事が可能な場合があります。

上顎の第一大臼歯がう蝕(虫歯)で半年前に抜歯されたそうです。50代の患者様です。抜いた場所を矯正治療で閉鎖しました。出っ歯も治りました。ご自分の歯は一生ですが、削られた、神経を取られた歯は一生もたせるのは難しいでしょう。

メリット5:何にも噛んでいないんだけど。これからでも治りますか

様々な原因で大臼歯しか噛んでいない。前歯が当たらない。

開咬という不正咬合です。噛んでいない歯の歯周組織は刺激が加わらないので大変弱い組織に変化してしまいます。やはり使っていない、負荷がかかっていないのは歯の健康にはよくありません。

メリット6:差し歯が入っているんだけれど矯正治療は可能ですか?

可能です。歯の移動に必要なのは歯根の中ではなく表面です。“神経とっちゃったんですが?”とよく聞かれます。歯の移動には問題はありません。

メリット7:リンガルブラケットなら横顔、口もとを確認しながら治療できます。

y横顔を気にして来院する患者様が一番多いです。口もとが下がる事で横顔がきれいになります。リンガルブラケットでは装置が表側にないので、いつも仕上がりの状態を確認しながら治療ができます。

大人の歯列矯正にデメリットはある?

保険の適応にならないので費用は高額な医療となります。これは矯正治療全般に言える事でもあります。しかし、それだけの事はあります。また医療費控除の対象になる場合もあります。

また治療期間が早い場合で1年、小臼歯を抜歯していると2年前後というのは目安になります。これ以外にデメリットはありません。特にリンガルブラケットの場合はう蝕(虫歯)になりにくい。周囲の人に気づかれない。注目されないというメリットがあります。

大人の歯列矯正のよくある悩み・症例

ランキング1位:出っ歯、口もとが出ている。美容整形よりも矯正治療

大人の矯正治療の治したい事の第1は実は横顔です。口もとが出ている事です。これは前歯を内側に移動する事で治療できます。私は美容整形よりもまずは矯正治療です。

ランキング2位:今までの治療の失敗

矯正治療に関わらず成人の方のお口の中は冠やブリッジ、インレー、差し歯など修復物が多くあります。また歯の欠損がある事があります。トータルで治療計画を考える必要があります。歯科治療に不信感、恐怖心のある患者様もいます。

ランキング3位:子供の頃からのコンプレックス

子供の頃に治療したかったのにできなかった。家族の理解が得られなかった。留学したいけどアメリカに行って大丈夫か?などの心配事があります。成人になっても解決できます。一歩踏み出してみましょう。

ランキング4位:歯科医院選び

定期的に歯のクリーニングに行っている人は多くいます。3か月に1度かかりつけ歯科医院からハガキが届く。そんな時に矯正治療を勧められたりもします。毎月1度矯正専門の先生が来ているんだけど今度来てみませんか?これはよくある話です。しかし、少し待ってください。普段の日はいないという事です。その日だけに矯正の患者様を集めて一気に治療する。もし普段装置にトラブルがあった時はどうなるのだろうか?その先生は最後まで治療してくれるのだろうか?治療時間は十分なのか?など心配ではありませんか?

あるいは最近あるのは矯正歯科もやるけど虫歯の治療もする。専門で開業するほどの自信はないけれど一般治療の患者様の減少、病院の経営を考えると矯正治療を導入したい。スタディグループに入って勉強し始めた。そんな歯科医もいます。矯正歯科・歯科という看板の歯科医院がこれになります。

1人の患者様にどれぐらい時間を取ってくれているか?これも重要です。待合室に予約制なのに患者様があふれている。それでは満足の行く治療はできない事でしょう。

成人の患者様の治療は学童の治療と違い難しい所があります。私は矯正治療だけをおこなっている歯科医院が安心だと思います。

おすすめの矯正方法

今年に入ってマウスピース矯正によるトラブルが報道されました。元々軽度な不正咬合を対象にしていた治療法ですが、誤った適応によるトラブルだと思います。使用時間にも左右されます。こういった患者様は、新たに表側から白いブラケットは着けたくないはずです。今まで見えずに治療できると信じていたからです。私どもアイ矯正ではそういった患者様にリンガルブラケットをお勧めしています。患者様も治療を受け入れる事ができるはずです。

矯正治療を考え始めたらまずは専門歯科医院にご相談ください。

 

 

 

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