Case No.39
出っ歯上下顎前突乱杭歯治療例
女性 20代 横浜市鶴見区
治療例No.43 叢生(でこぼこ)を伴う上下顎前突
来院時の写真
気になっている点(主訴): 口もとが出ている 側切歯の重なり
上下前歯ともに前方に傾斜しています。でこぼこはそれ程ではありませんが、左側の前歯が重なっています。上下顎前突の特徴です。前歯が前方に傾斜し歯列が前方に拡大しているので、前歯部のでこぼこがわずかにしかありません。しかし、この歯並びは口もとが飛びだしていて、そのために横顔が悪いのが特徴です。
以前は上下顎前突は不正咬合だと思っていなかった方が多くいます。最近は徐々に認知され始めています。
治療中の写真
前歯が後方に傾斜した事が見てわかると思います。口もとも後方に移動したたために横顔がきれいになりました。小顔効果もあります。上下顎前突の患者様は小臼歯を抜歯する必要があります。抜いた場所に前歯を移動させてくるからです。抜かずには望まれたような治療効果はありません。
アイ矯正歯科クリニックではアンカースクリュウなどは使用していません。リンガルブラケットを用いてすべて裏側から治療しました。周囲の方は気づかれる事もありません。
院長 福井の診断ノート
診断名 :
上下顎前突
上下の前歯が前方に傾斜している上下顎前突です。上下の小臼歯を抜歯することによって改善する事にしました。
抜歯部位 : 上下顎両側第一小臼歯
この治療に関して考えられるリスク(副作用)
考えられるようなリスクはありません。上下顎前突の方は前歯、その周りの歯肉が乾燥しやすくなってう蝕、歯周病の罹患リスクが高いです。治療後には上下唇を閉鎖することによって改善されます。
治療期間 : 29か月
費用 : 費用 : 135万円~155万円(税込)
※費用については分割払いが可能です。詳しくはこちら
担当医より
上下の前歯を後方に移動する事によって上下顎前突を治療しました。リンガルブラケットでの治療ではもっとも治療効果のある歯並びです。