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REMEDIAL EXAMPLE

治療例

Case No.33

乱杭歯治療例

女性30代横浜市鶴見区

治療例No.37 左右非対称 乱杭歯 八重歯

来院時の写真

気になっている点(主訴):八重歯 左右非対称

左右非対称というのは、矯正治療の中でもっとも難しい分類になります。
どうしてかというと矯正装置は左右対称に作用するからです。
右を動かしたければ左にも同様の反作用が加わります。

不正が左側に集中しています。
右側には何も不正がないように見えます。
しかし、全体が左側に吸い寄せられたような感じを受けます。
これほどになると口元もゆがんで見えます。
お顔はお見せできませんが、歯列の中央線はお顔の正中線とづれています。

治療中の写真

抜いたのは下顎左側第一小臼歯、1歯だけです。皆さんには右側に見える部分です。
上の歯は抜いていません。難しい診断でした。

まだ少し非対称性は残っている感じを受けますが、ほぼ対称になったと思います。
口元のゆがみも消えました。

成人の患者さんの場合は骨格的なゆがみは治りません。
手術が必要になります。
歯の不正が原因の場合は治療は充分できます。

ではなぜこうなったかのいうことを考察してみます。
右側だけがきれいに並んでいます。
そして左側には排列する場所のない歯が不正状態を作っています。
いくつか考えられることがあります。
一つ言えることは、右側の乳歯が永久歯へのはえ替わりが早かったことです。
そして左側は遅かった。そのため正中線を越えて右側の歯が並んでしまった。
もともと歯が並ぶ場所は不足していたことが考えられます。
そこで左側だけに極端は場所の不足が起きた。

乳歯のはえ替わりは左右対称に起きなければいけません。
これはとても重要なことなのです。

今回は歯だけの問題だけではありませんでした。
左右で骨の成長量の違いも伴っていました。

不正咬合はなぜこうなったかを考えて治療することは重要なことです。
私も " なぜ " という事をいつも考えます。
原因を把握するとその対処法がうかびます。

大変難しい症例でした。
患者さんも大変喜んでいただきました。

もちろん上下リンガルブラケットです。
表側に装置を使用していない事
アンカースクリュウなどは使用していません。
外科的な処置は加えていません。。




DIAGNOSIS

院長 福井の診断ノート

診断名 : 左右非対称性のある叢生症例

乱杭になっている部分が右側に限定されています。そこで下顎左側第一小臼歯1本を抜歯してリンガルブラケットを用いて矯正治療することにしました。1歯だけを抜歯した選択肢は大変珍しいです。しかし、左右非対称です。左右対称的に抜歯する事はしませんでした。

抜歯部位 : 下顎左側第一小臼歯

         

治療に使用した装置 : リンガルブラケット

         

この治療に関して考えられるリスク(副作用)

臼歯部に修復物が多く入っています。毎回来院時にブラッシング指導、スケーリングを行います。

治療期間 : 30か月

         

費用 : 135万円~155万円

         

※費用については分割払いが可能です。詳しくはこちら          

       
FROM DOCTOR

担当医より

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