Case No.135
乱杭歯治療例非抜歯(仮)
女性 20代
治療例No.144 前歯部叢生 咬合の不安定 非抜歯
来院時の写真
気になっている点(主訴): 乱杭歯
前歯部の叢生(でこぼこ、乱杭)の治療
中切歯が重なっている人は意外なことに多くいます。
なぜ意外か?と言えば、前歯は早い段階にはえてくる歯だからです。
でこぼこになっているのでは八重歯などが有名だと思いますが
八重歯になる犬歯は上顎では小臼歯よりも後にはえてくる歯です。
そこではえる場所がないと下がって来れずに八重歯になります。
この患者様の場合は非抜歯(歯を抜かず)で治療を終えることができました。
治療中の写真
いかがでしょうか?
でこぼこは消失しました。
あともう少し調節したらリンガルブラケットをはずす事ができます。
どれぐらい歯を排列するのに隙間が必要か?と言うことを計測して
また、歯の傾斜角度や横顔を総合して歯を抜くのか?抜かないのか?
を決めます。そしてリンガルブラケットかあるいは通常の表側からのブラケットなのか?
によっても抜く場所や本数が異なります。
歯は誰もが抜きたくない物です。
しかしそれだけのメリットが患者様にあれば
それを説明させていただいています。
掲載に協力して頂いてありがとうございました。
アンカーインプラントなどは使用していません。
表側には一切装置を装着していません。
院長 福井の診断ノート
診断名 :
前歯部叢生症例
早い段階で生え変わる上顎前歯に叢生があります。これは乳歯の生え変わりに原因があります。全体的にも噛んでいません。非抜歯でリンガルブラケットを用いて治療する事にしました。
抜歯部位 : 非抜歯
治療に使用した装置 : リンガルブラケット
この治療に関して考えられるリスク(副作用)
前歯部の叢生がある場合は歯肉の退縮に注意して治療しています。強い矯正力は加えません。
治療期間 : 12か月
費用 : 費用 : 135万円~155万円(税込)
※費用については分割払いが可能です。詳しくはこちら
担当医より