Case No.110
出っ歯乱杭歯治療例
女性 20代
治療例No.115 側切歯(前から2番目の前歯)が内側に入っています。
来院時の写真
気になっている点(主訴): 上顎側切歯が交叉咬合 乱杭歯
こういった歯並び方はとても多いです。
八重歯(犬歯)が下まで下がってきています。
その分2番目の歯(側切歯)が内側にしっかり入ってしまいました。
八重歯ではないんですが、、
と言った所です。他には下の歯もでこぼこしています。
そろそろ仕上がってきた状態を示します。
治療中の写真
小臼歯を抜歯しました。
あと少し細かい所を修正すれば装置が外れます。
成人矯正は若年者の矯正治療よりも一般的には難しいです。
それはすでに成長発育がない事
さらには色々な治療歴があるために理想的な治療計画が組めないことがあります。
これが悩みですね。しかし、今ある状態、条件のもとでベストは何かと言うことを
いつも考えて治療を組み立てています。
そうすると見違えるようによくなります。
あきらめないでください。
この患者様はまだ20代の方です。
治療は考えたおりにうまくいきました。
掲載に協力していただいてありがとうございました。
もちろん表側に装置は付けたことはありません。
アンカーインプラントは使用していません。
院長 福井の診断ノート
診断名 :
乱杭歯 叢生
歯を排列する場所がありませんでした。そこで上顎は右側第一小臼歯、下顎も右側第一小臼歯のみを抜歯してリンガルブラケットを用いて矯正治療をおこないました。
抜歯部位 : 上下右側第一小臼歯
治療に使用した装置 : リンガルブラケット
この治療に関して考えられるリスク(副作用)
右側のみの小臼歯を抜歯して排列する事にしました。これは珍しい抜歯です。しかし、成人の患者様の場合はその条件によってはおこないます。左右に対称性を維持して治療をおこなう必要があります。
治療期間 : 28か月
費用 : 費用 : 135万円~155万円(税込)
※費用については分割払いが可能です。詳しくはこちら
担当医より