Case No.257
乱杭歯治療例
男性 20代 横浜市都筑区
治療例 No.265 乱杭歯
来院時の写真
気になっている点(主訴): 乱杭歯
前歯部が乱杭歯です。これをリンガルブラケットでの治療希望で来院されました。もう一つ問題があります。緑の枠で囲いました。上顎左側側切歯が円柱状の歯です。これは右側とはまったく違う形をしています。この歯は厚みがあります。幅は狭いです。
治療中の写真
側切歯の幅を右側の幅に合わせる事ができました。これは同じ大きさになるように隙間を作り、そして保存修復学講座出身の先生にレジンで形態修正して頂きました。色合いも合わせて頂きました。以前なら差し歯になる所でしたが、今はほとんど削合せずにレジンという樹脂で形態を修復できます。
院長 福井の診断ノート
診断名 :
叢生
上顎前歯に限局した激しい叢生がありました。下顎はわずかでした。そこで上顎の第一小臼歯を抜歯してリンガルブラケットを用いて矯正治療する事にしました。
抜歯部位 : 上顎両側第一小臼歯
治療に使用した装置 : リンガルブラケット
この治療に関して考えられるリスク(副作用)
治療前から歯肉が下がり気味でした。歯周病ではなく、これはこの方の特徴だと思います。ブラッシングの圧がつよい事も考えられます。矯正治療によるいわゆるブラックトライアングルの出現も予想されます。下顎は非抜歯なので上下の前歯正中線は一致しません。
治療期間 : 30か月
費用 : 費用 : 135万円~155万円(税込)
※費用については分割払いが可能です。詳しくはこちら
担当医より
上顎左側側切歯を保存修復学講座出身の先生がきれいに修復してくれました。接着学の進歩は素晴らしいものがあります。