Case No.253
出っ歯過蓋咬合治療例
女性 20代 川崎市幸区
治療例 No. 261 出っ歯 上顎前突
来院時の写真
気になっている点(主訴): 出っ歯 深い噛み合わせ
前歯が飛び出した感じを受けます。出っ歯を気にされて来院されました。上顎第一小臼歯を抜歯してリンガルブラケットで矯正治療をおこないました。
治療中の写真
噛み合わせがあがり、出っ歯が解消しました。残念なのは下顎右側犬歯の先が以前の不正咬合の状態によって摩耗してしまっています。これは装置がはずれた後に樹脂(レジン)を追加する事によって治療すればきれいになります。以前は歯の先にレジンを足すと噛んで取れていました。しかし、今はとてもよい材料ができたために取れる事はありません。また歯も削る必要がありません。
すべての治療を歯の内側にブラケットを接着して“見えない矯正治療”でおこないました。
院長 福井の診断ノート
診断名 :
上顎前突
骨格性上顎前突です。下顎が後退しています。しかし、手術をするほどではありません。上顎第一小臼歯を抜歯してリンガルブラケットを用いて矯正治療しました。
抜歯部位 : 上顎両側第一小臼歯
治療に使用した装置 : リンガルブラケット
この治療に関して考えられるリスク(副作用)
下顎は非抜歯で治療しました。そのために上下の正中線が少しずれています。リンガルブラケットを用いた症例では下顎の小臼歯を抜歯する必要はありません。リンガルブラケットと一般的な表側からの治療では治療計画がことなります。抜く歯の本数が減るのは良い事です。
治療期間 : 30か月
費用 : 費用 : 135万円~155万円(税込)
※費用については分割払いが可能です。詳しくはこちら
担当医より