Case No.120
受け口乱杭歯治療例
女性 20代 横浜市都筑区
治療例No.125 乱杭歯 受け口 八重歯
来院時の写真
気になっている点(主訴): 八重歯 乱杭歯
反対咬合(受け口)の傾向があります。そして前歯はかなりでこぼこしています。
よく患者様が他の医院で舌側矯正を断られた理由の一つに前歯がでこぼこしていると装置がつけられないというのがあります。それはうそです。そんなうそを歯科医が言ってほしくありません。
でこぼこのために普通の歯科治療ができず小さな冠が入っている所があります。
この歯並びのためにう蝕(虫歯)が多かった事は容易に理解できます。
表側で可能な矯正治療は、もちろん裏側で可能です。
さて治療がかなり進んだ所を見て頂きましょう。
治療中の写真
どうでしょうか?あともう少し微調整が必要ですが
見違えるように治っています。
小臼歯の抜歯はこの場合は仕方ありませんでした。
抜かずには治療できません。
金属の冠の入っている小臼歯を選らんで抜きました。
そのためにう蝕で治療した歯の数が減っています。
矯正治療では過去に治療されたよくない歯を抜歯するようにします。
その結果、健康な歯が残ることになります。
今度は充分歯磨きができます。
これ以上悪くなる事はないでしょう。
今回もアンカースクリュウなどは使用していません。
表側に装置を付けた事はありません。
掲載に協力して頂き有り難うございました。
院長 福井の診断ノート
診断名 :
叢生を伴う反対咬合
厳しい叢生を伴う下顎前突症例です。治療痕が多く冠が入っています。
抜歯部位 : 上下顎両側第一小臼歯
治療に使用した装置 : リンガルブラケット
この治療に関して考えられるリスク(副作用)
う蝕による治療痕多いです。毎回来院時にブラッシング指導、スケーリングを行います。
治療期間 : 32か月
費用 : 費用 : 135万円~155万円(税込)
※費用については分割払いが可能です。詳しくはこちら
担当医より
治療して金属冠が入っている歯を選んで抜歯しました。すべての治療はリンガルブラケットをもちいておこないました。周囲の人には気づかれなかったはずです。