Case No.152
出っ歯開咬
女性 20代
治療例No.161 開咬 上顎前突
来院時の写真
気になっている点(主訴): 開咬 前歯で噛めない
開咬は不正咬合の分類分けの中でもっとも難しい症例です。
開咬はその原因が複雑です。
・骨格性・歯の問題・口腔機能(咀嚼、嚥下、発語の仕方)・口唇や舌の機能
など多岐にわたします。さらにそのすべてが関わっている場合もあります。
成人になるとそのすべてが解決できるわけではありません。
例えば骨格は手術をしない限りは変化しません。
この患者様の場合はそのすべてが関わっていました。
そこでアイ矯正では担当の歯科衛生士を決めて
MFT(筋機能訓練)嚥下、咀嚼の仕方の練習をしていただきながら
リンガルブラケット(舌側矯正)を行いました。
治療中の写真
大変まじめな患者様でよい結果が得られたと思います。
後もう少しで装置が外れます。
外れてからもしっかりメインテナンスに通って頂きます。
掲載にご協力ありがとうございました。
アンカーインクラントは使用していません。表側には一切装置を着けていません。
院長 福井の診断ノート
診断名 :
前歯部開咬症例
連続した数歯にわたって歯が噛んでいませんでした。
抜歯部位 : 上下顎両側第一小臼歯
治療に使用した装置 : リンガルブラケット
この治療に関して考えられるリスク(副作用)
開咬は一般的に後戻りが多い不正咬合です。これからしっかりとした保定を考える必要があります。
治療期間 : 30か月
費用 : 費用 : 135万円~155万円(税込)
※費用については分割払いが可能です。詳しくはこちら
担当医より