Case No.133
乱杭歯治療例
女性 20代
治療例No.142 片側だけ八重歯
来院時の写真
気になっている点(主訴): 八重歯
不正咬合は左右対称に起きるとは限りません。
この患者様の場合は右側だけに八重歯があります。
しかも外側にかなり飛び出したために少しですが歯茎があがってしまっています。
このままの状態が続くと抜けてしまいます。
上顎の左側だけにはでこぼこはありません。
従ってお顔の正中に歯のまんなかはありません。
左にずれています。
治療中の写真
上顎の小臼歯だけを抜きました。
飛び出していた八重歯は内側に移動しました。
残念なのは一度上がってしまった歯茎はそのままです。
しかし、これで将来八重歯である犬歯を抜く必要はありません。
犬歯は重要な歯です。
もっとも歯根の長い歯です。
正中線もほぼ一致してきました。
あと少しで装置が外れます。
今回も表側に装置は装着していません。
アンカーインプラントも使用していません。
掲載に協力してくださって有り難うございました。
院長 福井の診断ノート
診断名 :
叢生症例
とくに上顎において歯の大きさとそれを排列すべき場所のバランスが悪い状態です。上顎の小臼歯だけを抜歯してリンガルブラケットを使用して矯正治療をおこないます。
抜歯部位 : 上顎両側第一小臼歯
治療に使用した装置 : リンガルブラケット
この治療に関して考えられるリスク(副作用)
上顎左側犬歯が八重歯の状態です。このままにしておくとさらに歯根面が露出してしまいます。いずれは抜歯と言う事になります。八重歯を内側に移動させます。これ以上は歯肉退縮させないように治療します。
治療期間 : 28か月
費用 : 費用 : 135万円~155万円(税込)
※費用については分割払いが可能です。詳しくはこちら
担当医より