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REMEDIAL EXAMPLE

治療例

Case No.63

治療例非抜歯(仮)

女性20代横浜市港北区

Case No. 64 正中離開 すきっ歯

正中離開は上顎中切歯(まんなかにある前歯)の間が開いている不正咬合の事を言います。この方は大学生の方です。ご本人は大変気になさっていました。やはり正中離開はお顔全体から受ける印象を変えてしまいます。

正中離開には様々な原因が考えられますが
・上唇小帯の高位付着(唇を支えているひものような組織が歯と歯の間に入り込んでいる)
・正中口蓋縫合部に埋伏過剰歯がある(骨の中に余分な歯が埋まっている)
・側切歯(中切歯のとなりの歯が小さいために場所が余ってしまう)
・アグリダッキングステージ(直訳すると醜いアヒルの子の時期:これは治療する必要がありません)これは生理的な現象。6歳から10歳ぐらいまでの学童に見られます。犬歯がはえてくれば自然に閉鎖してしまう。治療の必要はありません。
・歯がはえる顎の大きさが大きく歯とのバランスが悪い
この方の場合はこの顎の大きさに対して歯が小さいというのが原因でした。上あごには少しずつですが他にも隙間がありました。空隙歯列弓という呼び方もあります。

全体的にもすきっ歯と言った状態です。すきっ歯の方にはデコボコはありませんがよく見るとねじれている歯があります。

実は隙間のある場合はデコボコがあるよりも難しいです。デコボコがある場合は横に広げたり、大臼歯を後ろに下げたりして場所を作ります。歯を並べる場所を作る事で改善できます。

しかし、隙間がある場合は骨を削るわけにはいきません。骨を小さくする事もできません。

治療がそろそろ終わりに近づいています。

少しづつ奥歯を前の方に集めてきました。開いている隙間を埋めてきました。
後戻りの多い不正咬合の1つになります。これから保定をしっかりして戻らない事を確認して終了となります。意外に多くの方がこの不正咬合で悩んでいます。歯を削ってかぶせてしまう前に是非ご相談ください。

掲載に協力してくださってありがとうございました。この治療も見えない矯正治療で行いました。患者さんはこの治療が難しい事を理解してくれていてとても治療が行いやすい方でした。実際には患者さんがご自身の状況を理解して、治療に協力して頂ける事がとても良い結果を生み出します。気持ちよく治療させてもらいました。

表側に一切装置を装着しなかった事、アンカースクリュウなどは使用していません。
あともう少しで装置を外すことができます。

DIAGNOSIS

院長 福井の診断ノート

診断名 : 空隙歯列弓

正中離開に目が行きますが、他の歯も歯と歯の接触点はゆるいです。顎の大きさに比べて歯の大きさが小さいです。

FROM DOCTOR

担当医より

空隙歯列弓(すきっ歯)を治すには奥にある臼歯を前方へ移動させる必要があります。これは難しい治療になります。前歯と大臼歯をお互いに結んで引っ張れば前歯が後方に移動します。これだと歯の傾斜角度によっては後戻りしてしまいます。臼歯を前方に移動させるのに工夫が必要になります。後戻りも心配な歯並びです。

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