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REMEDIAL EXAMPLE

治療例

Case No.341

上下顎前突治療例

男性 30代 川崎市幸区

治療例 No. 349 典型的な上下顎前突

来院時の写真

気になっている点(主訴): 歯が出ている 口もとが出ている

典型的な上下顎前突です。上下顎前突とは上下前歯がともに前方に傾斜している状態を言います。一見は正常に見えます。デコボコもありません。それは前傾しているために非常に大きな歯列となっているためです。すべて並んでいるのですが、横顔を気にされています。日本人は白人に比べて鼻が低いです。そこで口もとが出ているとさらに相対的に鼻が低く見えます。歯が出ていると歯茎が乾燥してう蝕、歯周病になるリスクも上がります。この患者様も前歯はいわゆる差し歯になっていました。この歯は外傷歯でしたが、歯の移動には問題はありませんでした。

治療中の写真

治療途中の写真と治療前後のレントゲン写真です。口もとが下がって良好な横顔になった事がわかります。もちろん外科手術、アンカースクリュウなどはしていません。前歯の角度を変える事によって大きな効果を得る事ができます。

歯並びというとデコボコ、乱杭歯、八重歯、出っ歯、受け口などを連想する思います。実はそうではない上下顎前突という不正咬合がある事を知らない方が多くいます。“歯並びはきれいなんだけれど、口が閉じづらい。横から見ると鼻より出ている” そんな方が上下顎前突に当てはまります。結果的に横顔を治す治療になります。

DIAGNOSIS

院長 福井の診断ノート

診断名 : 上下顎前突

上下前歯が前方に傾斜しています。口もとが出ています。上下第一小臼歯を抜歯してリンガルブラケットで治療しました。

抜歯部位 : 上下第一小臼歯

治療に使用した装置 : リンガルブラケット

この治療に関して考えられるリスク(副作用)

前歯を大きく移動させなければなりません。弱い矯正力を作用させて歯根吸収を防ぎました。

治療期間 : 24か月

※費用については分割払いが可能です。詳しくはこちら          

FROM DOCTOR

担当医より

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