Case No.322
出っ歯開咬治療例
女性 30代 神奈川県茅ケ崎市
治療例 No. 330 厳しい開咬症例
来院時の写真
気になっている点(主訴): 開咬
前歯部開咬です。かなり厳しい状態です。他医院で手術を勧められたそうです。しかし、私は開咬は手術の適応になるのか?疑問に思います。手術でどこを切るんだろうか?私にしてみれば治療をお断りする一つに手段で言ったのではないか?と疑います。開咬は不正咬合の中で王様と言われます。一番難しい症例になります。しかし、これを治せないで矯正歯科医なのか?とも思ってしまいます。本来歯は噛むためにはえてきます。開咬はそこの異常となります。
治療中の写真
上下第一小臼歯を抜歯してリンガルブラケット舌側矯正(裏側矯正)で治療しました。治療途中です。歯は咬合してきました。口もとも下がり改善しました。あともう少しでリンガルブラケットをはずせます。
院長 福井の診断ノート
診断名 :
開咬
前歯部開咬です。骨格性です。上下顎骨の位置関係からは骨格性上顎前突です。さらに下顎骨の形態から骨格性の開咬でもあります。上下前歯を内側に移動させる事によって前歯部を閉じる事を計画しました。開咬はその開いている空間に舌が出てきます。それをリンガルブラケットの存在が防いでくれます。そのために開咬はリンガルブラケットでよく治ります。
患者様の協力もよくこれまで2年かからずに治療が進行しました。
抜歯部位 : 上下左右第一小臼歯
治療に使用した装置 : リンガルブラケット
この治療に関して考えられるリスク(副作用)
リスクはありません。これから保定に入ります。後戻りに注意が必要です。
治療期間 : 22か月
※費用については分割払いが可能です。詳しくはこちら
担当医より