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REMEDIAL EXAMPLE

治療例

Case No.171

乱杭歯過蓋咬合治療例

女性20代静岡県静岡市葵区

Case No. 173 大臼歯を喪失したために深い噛み合わせになった症例

今回は過蓋咬合(かがいこうごう)の症例です。過はすぎると言う意味です。蓋は訓読みでは "ふた" と読みます。すなわち蓋が被さり過ぎているという事です。前歯のかみ合わせが深い時に使う歯科用語です。歯科用語は一般的な言葉がすくないので理解するのが大変ですね。この過蓋咬合も上顎前突(出っ歯)の仲間です。

この患者様は他にも大きな問題があります。上顎右側第一大臼歯、下顎右側第二大臼歯が欠損している事です。黄色の矢印やボックスで示した場所です。下顎の第一大臼歯が上顎の欠損部に入り込んでしまっています。噛んでいません。すれ違っています。これによって高さを失っています。そして深い噛みこみになっています。

大臼歯のかみ合わせがないと噛んでいないために前歯のかみ合わせが深くなります。
しかも下顎の大臼歯が入り込んでしまうので上顎の欠損部位の治療はできません。インプラントも入れ歯もブリッジにもなりません。

治療は大臼歯のかみ合わせを改善する事から行わなければなりません。大変な治療の開始です。 さらに八重歯もあります。

頑張りました。さて装置を外す直前の状態をご覧いただきます。

いかがでしょうか?大臼歯を噛ませる事によって、かみ合わせが改善しました。前歯部のかみ合わせは正常です。すれ違っていた右側の大臼歯も噛んでいます。矯正治療のために抜歯はしませんでした。一般歯科治療を考慮して歯を排列しました。

この患者様は静岡市から通って来られていました。治療中にご結婚、出産を経験されました。今後の一般的な歯科治療は静岡の開業医さんにお願いします。

今回も表側には一切装置を装着していません。
上下リンガルブラケットで治療しました。
かみ合わせが深い方はあきらめないでください。必ず治ります。

DIAGNOSIS

院長 福井の診断ノート

診断名 : 大臼歯部の欠損による過蓋咬合

大臼歯部が欠損してそのままにしてしまったためにこういった歯並びになった事が予想できます。大臼歯や歯の欠損はなるべく早く処置される事をお勧めします。今ならインプラントがお勧めです。

大臼歯部の欠損部に下顎の大臼歯が入り込んでいます。そのために前歯の高さを失ってしまいました。噛んでいません。他にも歯をうしなったり、歯冠部が崩壊している歯がありました。こういった場合は一般歯科治療の事を考慮して治療をおこないます。なるべく将来人工的な詰め物を減らすという事を考えます。それは人工的な物には寿命があるからです。長い人生の中で何度も作り直しが必要になります。

FROM DOCTOR

担当医より

大変難しい症例でした。大臼歯がすれ違っていました。本来あるべきかみ合わせではありませんでした。“これは何とかしないと”とかなり強い使命感を持って治療しました。このかみあわせでは将来様々な障害が予想できます。顎関節症、さらに歯を失う可能性、消化器官としての歯の役割も果たしていませんでした。

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