Case No.295
乱杭歯治療例非抜歯(仮)
女性 20代 東京都大田区
治療例 No. 303 叢生 乱杭歯 非抜歯
来院時の写真
気になっている点(主訴): 叢生 乱杭歯
乱杭歯の症例です。特に下顎前歯のきびしい叢生です。すでに下顎左側第二大臼歯は抜歯されています。噛み合う上顎左側第一大臼歯と第二大臼歯には挺出防止のために連続インレーが装着されています。歯は失った場所に垂れ下がって来ます(挺出)。それを防止するために第一大臼歯と第二大臼歯はインレー(金属のつめもの)で連結されています。
治療中の写真
非抜歯で排列してきました。あと少しでリンガルブラケットがはずれます。下顎左側第三大臼歯(親知らず)は抜歯依頼を口腔外科医に出しています。
院長 福井の診断ノート
診断名 :
叢生
側貌に口もとの突出感はありませんでした。すでに下顎の左側第二大臼歯を失っています。そこで非抜歯でリンガルブラケットを用いて歯列矯正する事にしました。非抜歯での排列で重要な事は横顔、側貌です。口もとが突出しないか?横顔が悪くならないか?が問題です。日本人は鼻の高くない人種です。
抜歯部位 : 非抜歯
治療に使用した装置 : リンガルブラケット
この治療に関して考えられるリスク(副作用)
リスクはありません。口もとに注意して治療をおこないました。非抜歯で乱杭歯を排列させると上下前歯が前方に傾斜してしまいます。その結果、口もとが突出してしまう事があります。それには注意しました。
治療期間 : 17か月
費用 : 費用 : 135万円~155万円(税込)
※費用については分割払いが可能です。詳しくはこちら
担当医より