Case No.144
出っ歯治療例非抜歯(仮)
男性 30代 東京都八王子市
治療例No.153 正中離開 空隙歯列 先天欠如
来院時の写真

気になっている点(主訴): 正中離開 すきっ歯
上顎の真ん中から2番目の側切歯が生まれつきありません。これを先天欠如と言います。実はこの2番目の前歯(側切歯:そくせっし)は先天欠如や形態の異常が起こりやすい歯です。大きさが小さかったりします(矮小歯)。そのために前歯に隙間があいた状態になります。そこで矯正で隙間を集めてできた空隙にインプラントを埋入してもらいました。
治療中の写真

患者様にとっての右側の歯にはブラケットがついていません。
治療途中ですが時期をみてインプラントを埋入しました。これなら患者様にとって装置が外れた時にはすでにきれいに歯が入った状態になります。先天欠如歯は2ほんですが、インプラントは1本でした。これは人工的な歯を減少させること、経済的にもインプラント費用の削減につながります。こうした治療を学際的な治療と言います。
インプラントの埋入はもちろん私たちが行ったのではありません。
インプラントはインプラントを得意にしている専門の先生に依頼しました。
専門家どうしてです。計画的に治療しました。
アイ矯正はこういった学際的な治療を積極的に取り入れています。
専門家と初めからチームを作り治療を采配していきます。
治療は成功しました。
いわゆる矯正の世界で言うインプラントスクリュウは使用していません。
それは矯正治療が終われば取り除いてしまう物です。
また表側には装置は一切装着していません。
アイ矯正がこの事は保証します。
掲載にご協力ありがとうございました。
きっと参考になる患者様がいると思います。
院長 福井の診断ノート
診断名 :
先天欠如による正中離開
上顎の側切歯が先天欠如しいるために正中離開していました。この部位はインプラントで修復する事にしました。
抜歯部位 : 矯正治療のための抜歯はなし
治療に使用した装置 : リンガルブラケット
この治療に関して考えられるリスク(副作用)
正中離開、すきっ歯は再発の多い不正咬合です。しっかりとした保定治療をしないと戻ってしまいます。
治療期間 : 15か月
費用 : 費用 : 135万円~155万円(税込)
※費用については分割払いが可能です。詳しくはこちら
担当医より
上顎の側切歯は先天欠如したり小さな歯(矮小歯)だったりします。そのために隣の中切歯の排列に影響が及びます。側切歯の欠損は2本でしたがインプラントは1本の埋入で済みました。治療計画をしっかり立てて治療をおこなう必要があります。すべての治療はリンガルブラケットをもちいて裏側から治療しました。周囲の方は気づかなかったはずです。