Case No.122
乱杭歯治療例
女性 20代
治療例No.127 片側だけ八重歯
来院時の写真
気になっている点(主訴): 八重歯 受け口
左側だけにでこぼこが集約されています。
おそらく乳歯が抜けるのが右側が早く左側が遅かったのだと思います。
乳歯は左右対称に抜けていかないと正中線が大きくずれてしまいます。
この方の場合、私たちは左側だけ小臼歯を抜いて治療を行いました。
八重歯は古くは日本ではかわいいと思われていました。
しかし、歯が重なっているため磨けない部分ができてしまいます。
不潔になり最終的には歯を失うことになります。
早めに治療される事をお勧めします。
今回もアンカーインプラントは使用していません。
外科処置も行っていません。
表側には一切装置をしていません。
掲載に協力してくださってありがとうございます。
治療中の写真
正中線もぴったりあいました。
左側だけ1歯づつ歯がすくなっています。
なるべく歯は抜きたくないものです。
こうすれば患者様の負担もへります。
とてもきれいに治療できました。
院長 福井の診断ノート
診断名 :
叢生症例
左側に限局された叢生があります。原因は乳歯の脱落時期が左右で異なっていた可能性があります。右側が早く永久歯に生え替わったために左側の永久歯が萌出してくる場所が足らなくなりました。そこで左側の小臼歯を抜歯してリンガルブラケット排列しました。
抜歯部位 : 上下左側第一小臼歯
治療に使用した装置 : リンガルブラケット
この治療に関して考えられるリスク(副作用)
大きなリスクは考えられません。左側の小臼歯だけを抜歯しています。左右のバランスを考えながら治療する必要があります。
治療期間 : 30か月
費用 : 費用 : 135万円~155万円(税込)
※費用については分割払いが可能です。詳しくはこちら
担当医より