Case No.76
受け口治療例非抜歯(仮)
女性 30代 静岡県浜松市
治療例No.80 切端咬合(せったんこうごう)
来院時の写真
気になっている点(主訴): 切端咬合 反対咬合
切端咬合(せったんこうごう) という不正咬合をご存じない方は多いと思います。上下の前歯がかぶさらずちょうど先で噛んでいるような状態を言います。これが正常と思っている方もいるぐらいです。実はよくない噛みあわせの一つです。
前歯は一つの棒状の歯だとイメージしてください。その棒状の歯が“ガッツン”と先端でぶつかっています。大臼歯は二股、三股に分かれています。垂直方向の力に強い形態をしていますが、前歯がそんな状態なら歯がかけたり、歯根が短くなったりします。釘を打ち付けているようなイメージを持っていただけるとわかり易いかもしれません。切端咬合は反対咬合のとちゅうといったイメージです。前歯にとってはもっとも悪い状態かもしれません。
切端咬合は不正咬合の1つなんです。
装置をはずす直前の写真をお見せします。
治療中の写真
しっかりかぶさりましたね。歯を抜く必要はありませんでした。
少しデジカメのせいで歯茎の色が違いますが、同じ方です。
もちろん歯は抜いていません。
これからは前歯の健康は大丈夫です。
今回も表側には装置をつけていません。
アンカースクリュウなどは使用していません。
上記ことはアイ矯正が保証します。
掲載に協力して頂きありがとうございます。
矯正を審美歯科の一環として考える方がいます。
それは一部です。健康で機能的な歯並びは美しいものです。
院長 福井の診断ノート
診断名 :
切端咬合
中切歯が先と先でつよくぶつかっていました。切端咬合です。
抜歯部位 : 非抜歯
治療に使用した装置 : リンガルブラケット
この治療に関して考えられるリスク(副作用)
予想できるようなリスクはありません。年齢的に歯周病が心配です。毎回来院時にブラッシング指導、スケーリングを行います。
治療期間 : 13か月
費用 : 費用 : 135万円~155万円(税込)
※費用については分割払いが可能です。詳しくはこちら
担当医より
中切歯が先と先でつよくぶつかっていました。切端咬合です。これではいずれ中切歯はだめになります。非抜歯でリンガルブラケットで治療をおえました。