Case No.246
出っ歯過蓋咬合治療例
女性 30代 神奈川県足柄郡
治療例 No. 255 出っ歯 かみ合わせが深い
来院時の写真
気になっている点(主訴): 噛み合わせが深い出っ歯(上顎前突症)、下顎前歯部の叢生
噛み合わせが深く、出っ歯です。こういった場合は最初に下顎から治療を始めます。そして下顎の歯列が平坦になって排列してくると上顎にもリンガルブラケットが装着できるようになります。
治療中の写真
治療途中の写真です。上顎第一小臼歯(前から4番目の小臼歯)を抜歯しました。すでに抜いた場所を使って出っ歯を治して来ました。下顎は抜いていません。まだ微調整が必要です。
院長 福井の診断ノート
診断名 :
上顎前突
下顎骨が後退しています。骨格的にも出っ歯(上顎前突)です。上顎前歯が著しく前方に傾斜しています。そのため上顎の左右第一小臼歯を抜歯しました。下顎の小臼歯は抜歯する必要はありませんでした。リンガルブラケットでの治療ではかみ合わせが深い患者様は難しくなります。しかし、治療ができないと勘違いされている方がもいますが、そんな事はありません。リンガルブラケットは前歯を後方に移動させる事を得意にしています。アンカースクリュウなどは使用していません。
抜歯部位 : 上顎両側第一小臼歯
治療に使用した装置 : リンガルブラケット
この治療に関して考えられるリスク(副作用)
下顎の小臼歯を抜歯していません。下顎小臼歯を抜歯してしまうとさらにかみ合わせが深くなります。また出っ歯が治りません。そのため上下の正中線を合わせる事ができません。少しずれが残ります。正中線を合わせるには移動させるためのスペースが必要です。
治療期間 : 30か月
費用 : 費用 : 135万円~155万円(税込)
※費用については分割払いが可能です。詳しくはこちら
担当医より