Case No.102
出っ歯上下顎前突乱杭歯治療例
男性 20代 川崎市幸区
治療例No.107 叢生 上下顎前突 口もとの突出
来院時の写真
気になっている点(主訴): 乱杭歯 出っ歯
八重歯ではないのですが前歯が重なっているのを治療したいというご希望でアイ矯正歯科クリニックに来院されました。この患者様は上顎両側第一小臼歯はすでに抜歯されていました。従って上顎の叢生は軽度です。下顎はすべての歯がそろっています。そのために
著しい叢生があります。これだと歯を抜かないと解決できません。特に成人の患者様で歯列を拡大して歯を並べても後戻りしてしまいます。それは成長がないので歯がのっている骨は広がらないからです。
治療中の写真
どうでしょか?あともう少し微調節すれば装置は外れます。
デジタルカメラを替えているので少し感じが違って見えますが同じ人です。
きれいに治療できました。口もとも後方に下がり横顔もすっきりしました。
アイ矯正歯科クリニックではアンカースクリュウなどは使用していません。
表側に装置を装着することはありませんでした。
掲載にご協力くださいましてありがとうございました。
院長 福井の診断ノート
診断名 :
叢生を伴う上下顎前突
上下顎前突は大きな叢生がないのが特徴ですが、この患者様は全体に歯が前方傾斜していて口もとに突出感がありました。
抜歯部位 : 下顎両側第二小臼歯、上顎は初診時しでに小臼歯を抜歯されていた。
治療に使用した装置 : リンガルブラケット
この治療に関して考えられるリスク(副作用)
上下の小臼歯を抜歯して治療します。重度の乱杭歯です。位置も低い位置にあり歯肉退縮しています。これ以上の退縮が起きないように毎回来院時にブラッシング指導、スケーリングを行います。
治療期間 : 28か月
費用 : 費用 : 135万円~155万円(税込)
※費用については分割払いが可能です。詳しくはこちら
担当医より
上下顎前突は大きな叢生がないのが特徴ですが、この患者様は全体に歯が前方傾斜していて口もとに突出感がありました。上下小臼歯を抜歯してそのスペースに歯を排列し、さらに口もとを後方に移動する事によって横顔を改善しました。リンガルブラケットをもちいてすべて裏側から治療しました。周囲の方は気づかなかったと思います。