Case No.56
出っ歯上下顎前突開咬治療例
女性 30代 横浜市鶴見区
治療例No.60 出っ歯 開咬 翼状捻転
来院時の写真
気になっている点(主訴): 出っ歯 開咬 翼状捻転
前歯のでこぼこ(叢生:そうせい)と口元の突出感を治したいと来院されました。
実は前歯は噛んでいません。開咬です。
前歯で物が噛み切れない方は意外に多くいらしゃいます。
ラーメンどうやって食べていましたか?
開咬は矯正治療の中でもっとも難しい分類に入る不正咬合です。
上下リンガルブラケットで治療することになりました。
口元を治したいという時にもっとも効果的なのは
上下の小臼歯を抜歯することです。
治療中の写真
抜歯の影響で前歯をぐっと中に入れる事が出来ました。
口元がすっきりして、閉じやすくなったとの事です。
あと少しで装置が外れて保定になります。
患者さんも遠方からの来院でしたが
とてもまじめな方で有給休暇を使って平日に来てくれていました。
前歯が噛んでくれるかどうかが開咬治療の焦点になります。
とても良い状態です。
今回もアンカースクリュウなどは使用していません。
掲載に協力していただいてありがとうございました。
院長 福井の診断ノート
診断名 :
開咬 上下顎前突
口もとが出ています。前歯部開咬です。前歯を後方に傾斜させる事で改善できます。上下小臼歯を抜歯してリンガルブラケットを用いて矯正治療しました。
抜歯部位 : 上下顎両側第一小臼歯
治療に使用した装置 : リンガルブラケット
この治療に関して考えられるリスク(副作用)
上下前歯が前方に傾斜していました。内側に傾斜させる事によって口もとの突出感を改善しました。開口は再発のしやすい不正咬合です。これからはしっかりリテーナーを使用するように指導します。
治療期間 : 28か月
費用 : 費用 : 135万円~155万円(税込)
※費用については分割払いが可能です。詳しくはこちら
担当医より