Case No.340
受け口上下顎前突治療例
女性 20代 横浜市南区
治療例 No. 348 下唇が出ている
来院時の写真
気になっている点(主訴): 乱杭歯 下唇が出ている
第一大臼歯の咬合関係が下顎前突を示しています。下顎の第一大臼歯が上顎第一大臼歯よりも前方に位置しています。治療痕が多く修復物が多く入っています。治療には修復物の入っている上顎は第二小臼歯(前から5番目、冠が装着されている)、下顎は第一小臼歯を選択し、リンガルブラケットで治療しました。
治療中の写真
最終的な治療中の状態と治療後の横顔のレントゲン写真を示します。下唇がかなり出ていたのが改善し、きれいな横顔になりました。矯正治療の大きな目的の一つです。
院長 福井の診断ノート
診断名 :
叢生を伴う下顎前突症例
上顎第二小臼歯、下顎第一小臼歯を抜歯してリンガルブラケットで治療をおこないました。上下前歯が前方に傾斜していました。小臼歯を抜歯したスペースを使ってこれを改善しました。
アンカースクリュウなどは使用していません。私は基本的に使用しません。使わなくても治ります。
抜歯部位 : 上顎第二小臼歯、下顎第一小臼歯
治療に使用した装置 : リンガルブラケット
この治療に関して考えられるリスク(副作用)
過去に治療痕が多く修復物が多いのでさらなるう蝕の発生には注意しました。その点でもリンガルブラケットの選択は正しかったと思います。内側に装着されているブラケットは常に唾液が還流しています。これがう蝕を防いでくれています。
治療期間 : 19か月
※費用については分割払いが可能です。詳しくはこちら
担当医より