Case No.18
受け口乱杭歯治療例非抜歯(仮)
男性 40代 横浜市鶴見区
治療例No.21 成人の反対咬合の方です。舌側矯正 非抜歯
来院時の写真
気になっている点(主訴): 受け口 すきっ歯
38歳で来られた患者さんです。受け口の治療を希望されて来られました。年齢的にもとても難しい症例です。
骨格性下顎前突症です。外科矯正も考えましたがご本人は矯正だけでというご希望でした。
上下リンガルブラケットでの治療を希望されました。
治療中の写真
いかがでしょうか?反対咬合は治りました。完全なかみ合わせはきびしいものがありました。
装置をはずす直前の状態です。もちろん治療中に表側に装置を付けたことはまったくありませんでした。
ご本人も大変満足してくださいました。
患者さんご本人の努力は立派なものがありました。
私もいい経験になりました。限界の治療でした。
ありがとうございました。来月から保定に入ります。
患者さんとはとても良い方で来院を私も楽しみにしていました。
毎月お会いできなくなるとさびしいですね。
成人の反対咬合には外科手術という選択もリンガルブラケットの治療にはあります。
しかし、メスを入れずに治療できればそれにこしたことはありません。
安易に手術に走るということはいかがなものかと思っています。
院長 福井の診断ノート
診断名 :
骨格性下顎前突
歯を抜かずにできる限りの改善を目指す。外科手術せずリンガルブラケットで矯正治療をしました。
抜歯部位 : 非抜歯
治療に使用した装置 : リンガルブラケット
この治療に関して考えられるリスク(副作用)
患者さんの希望は重要です。御本人が外科矯正を希望ではありませんでした。しかし、できない事もあると最初から話させて頂きました。
治療期間 : 24か月
費用 : 費用 : 135万円~155万円(税込)
※費用については分割払いが可能です。詳しくはこちら
担当医より