Case No.201
出っ歯上下顎前突治療例
女性 20代 相模原市中央区
治療例No.210 上下顎前突 口もとの突出
来院時の写真
気になっている点(主訴): 口もとの突出感 上下顎前突
口もとが出ている事を治療希望にアイ矯正歯科クリニックに来院されました(主訴)。お姉さまが歯科医で研修中に私の教え子からアイ矯正歯科クリニックがよいと勧められての選択でした。とてもすらっとしたお嬢さんです。
治療中の写真
口もとを下げたいとなれば上下小臼歯の抜歯が必要です。この患者様の歯の特徴は上顎前歯が長いという事です。特に中切歯が長いです。歯の長さは変えられません。これが大変でした。口もとはきれいに下がりました。とても喜んでくださいました。
院長 福井の診断ノート
診断名 :
上下顎前突
口もとはの突出感があります。上下にはでこぼこや叢生はほとんどありません。これが上下顎前突の特徴です。よく言われるのは“歯並びは悪くないんだけれど、口元が出ている” です。口もとが出ているのは日本人にとってはもっとも治療したい事です。それは鼻が欧米人と比較して低いからです。横顔をよくしたい。抜歯して上下前歯を後方に移動する事以外には解決できません。
抜歯部位 : 上下顎両側第一小臼歯
治療に使用した装置 : リンガルブラケット
この治療に関して考えられるリスク(副作用)
前歯の移動量が大きい症例です。歯根吸収に注意する必要があります。弱い矯正力で治療します。
治療期間 : 30か月
費用 : 費用 : 135万円~155万円(税込)
※費用については分割払いが可能です。詳しくはこちら
担当医より
近親者が歯科医である事。教え子の紹介である事などかなりプレッシャーがありました。“リンガルブラケットならアイ矯正歯科クリニックでしょ”と言われると励みにもなります。満足して頂けました。口もとをさげるために上下小臼歯を抜歯しました。移動量が多いので治療前に歯根吸収を心配しましたが、ブラケット除去時の検査では歯根吸収は認められませんでした。治療には32か月を要し、治療費は135万円でした。これから保定装置をしっかり使って油断しないようにしましょう。