Case No.98
出っ歯上下顎前突乱杭歯開咬治療例
女性 20代 川崎市幸区
治療例No.103 唇が閉じられない 開咬 上下顎前突
来院時の写真
気になっている点(主訴): 出っ歯 乱杭歯
開咬の患者様です。奥歯は噛んでいても前歯部は噛みあっていません。そして前歯は前方に傾斜しています。上下の唇に力を入れないと口を閉じることができません。下顎に梅干しのような筋肉の緊張ができます。成人の患者様は歯並びもそうですが口元が出ている事を気にしています。横顔をきれいにしたいと思うのは当然の事です。
治療中の写真
かなり口元が中に入った事は容易に想像できると思います。お顔は個人情報の保護の点からお見せする事はできません。前歯を後方に移動するには歯を抜く必要があります。今回は上下第一小臼歯を抜歯しました。
アイ矯正歯科クリニックの症例報告に掲載協力していただいてありがとうございました。アンカースクリュウなど必要のない外科処置は行っていません。表側にブラケットを含め装着は一切装着しませんでした。
とてもおきれいになられました。
院長 福井の診断ノート
診断名 :
開咬 乱杭歯
前歯部開咬症例です。開咬は矯正治療の分類の中でもっとも難しいとされています。歯は本来、噛み合うためにはえてきます。また下顎左側犬歯が厳しい位置にあります。
抜歯部位 : 上下顎両側第一小臼歯
治療に使用した装置 : リンガルブラケット
この治療に関して考えられるリスク(副作用)
下顎左側犬歯の歯肉退縮が心配です。この歯の移動には注意が必要です。
治療期間 : 28か月
費用 : 費用 : 135万円~155万円(税込)
※費用については分割払いが可能です。詳しくはこちら
担当医より
前歯部開咬症例です。開咬は前歯を後方に移動する事で前歯を噛ませる事が可能になります。さらに口元の突出感を改善する事ができます。横顔がきれいになられたのを大変喜んでくださいました。