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REMEDIAL EXAMPLE

治療例

Case No.316

治療例

女性 20代 横浜市旭区

治療例 No. 324 前から2番目の側切歯の舌側転位(内側に入っている)

来院時の写真

気になっている点(主訴): 2番目の側切歯が内側に入っている。 上顎前歯の正中線がお顔の真ん中にない

前から2番目の前歯を側切歯と言います。この歯だけが内側にブロックアウトされています。一見小さな歯で過剰歯か?と思うのですがレントゲン上はしっかり根があります。この歯を抜歯してしまうと、上顎前歯はお顔のまんなかになくて右にずれたままになってしまいます。さらに中切歯(一番前にある前歯)の隣に三番目にあるはずの犬歯が来てしまいます。側切歯が内側にあるので歯がないように見えます。これは気になるところです。

治療中の写真

上顎左側第一小臼歯を抜歯して前歯の正中をお顔の正中に一致させました。側切歯もしっかりと外に排列しています。

DIAGNOSIS

院長 福井の診断ノート

診断名 : 側切歯の口蓋側転位

側切歯の口蓋側転位です。おそらく乳歯の脱落順序、あるいは側切歯の萌出遅延が原因と考えられます。こういった場合は難しい治療になります。左右対称に抜歯する事はできません。そこで上顎左側第一小臼歯だけを抜歯して前歯を左側に移動させ、お顔の正中に前歯を合わせます。そして側切歯を前に並べてあげます。

抜歯部位 : 上顎左側第一小臼歯

治療に使用した装置 : リンガルブラケット

この治療に関して考えられるリスク(副作用)

正中線がお顔の真ん中と一致するか?というのが難しいところです。さらに上顎だけ1本歯が少なくなるのでかみ合わせの問題がおきやすいです。こういった事を考慮して治療をしました。問題ありませんでした。

治療期間 : 21か月

※費用については分割払いが可能です。詳しくはこちら          

FROM DOCTOR

担当医より

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