Case No.309
出っ歯上下顎前突乱杭歯治療例
女性 20代 川崎市高津区
治療例:No.317 乱杭歯 口もとが出ている
来院時の写真
気になっている点(主訴): 乱杭歯 口もとが出ている 出っ歯
口もとが鼻の高さぐらい出ています。さらに下顎前歯部には叢生があります。乱杭歯状態でした。そこで上下左右の第一小臼歯を抜歯してリンガルブラケット舌側矯正(裏側矯正)で治療する事にしました。
患者様は私が記載しいるホームページのブログをすべて読んでくださっていました。恐縮です。ありがとうございました。大変うれしいです。明日の治療のエネルギーになります。
治療中の写真
上下第一小臼歯を抜歯して下顎前歯を排列、後方移動をおこないました。口もとが下がった事が横顔のレントゲン写真からわかります。とてもきれいなE-lineになりました。一時期遠方から通われていました。治療が継続できるか心配していましたが、予約を守ってきちっと通ってくださいました。大変だったと思います。
院長 福井の診断ノート
診断名 :
叢生を伴う上下顎前突症例
上下の前歯が前方に傾斜しています。そのために口もとが出ていました。さらに下顎前歯部に叢生があります。そこで上下第一小臼歯を抜歯して治療をおこなう事にしました。
抜歯部位 : 上下左右第一小臼歯(前から4番目)
治療に使用した装置 : リンガルブラケット舌側矯正(裏側矯正) アンカースクリュウなどは使用していません。
この治療に関して考えられるリスク(副作用)
このままの状態だと歯が常に露出していて、歯茎の乾燥が起きるために歯周病、う蝕になるリスクが高いです。また歯が前方に突出しているために外傷を受けるリスクもありました。治療後のレントゲン写真から歯根吸収などの矯正治療によっておきる副作用が起きていない事を確認して頂きました。なるべく弱くて持続的は矯正力を歯に加えました。口もとの変化についても満足して頂きました。
治療期間 : 36か月
※費用については分割払いが可能です。詳しくはこちら
担当医より