Case No.308
乱杭歯治療例
女性 30代 横浜市磯子区
治療例:No.316 乱杭歯 翼状捻転 八重歯
来院時の写真
気になっている点(主訴): 乱杭歯 翼状捻転 八重歯
かなりの叢生です。上下前歯部ともに厳しい状態です。ご本人は年齢の事を気にされていましたが、このままにしておいて良い事はありません。叢生の厳しい上顎右側は第一小臼歯、左側は第二小臼歯を抜歯し、下顎は第二小臼歯を両側抜歯して、できたスペースを使って排列します。上下舌側矯正(裏側矯正)で治療開始です。
治療中の写真
かなり排列して来ました。よい状態です。叢生もすべて解消しています。
院長 福井の診断ノート
診断名 :
厳しい叢生症例
上下ともに前歯を排列させるスペースがかなり不足しています。そこで小臼歯を抜歯して排列させるスペースを確保する事にしました。抜歯部位はもっともスペースの不足している上顎右側は前歯に近い4番目の第一小臼歯、他は5番目の第二小臼歯にしました。スペースが不足している症例は舌側矯正(裏側矯正)は得意です。歯が重なっているとリンガルブラケットを接着させる場所がないので舌側矯正(裏側矯正)ができないと言われてアイ矯正に来られる患者様がいます。そんな事はありません。それは表側の一般的なブラケットも同じ条件です。舌側矯正(裏側矯正)は小臼歯を抜歯した部位に後方の大臼歯が移動してくるのを防ぐ事ができます。そのために前歯を排列させるのに有効に使用できます。
抜歯部位 : 上顎右側は第一小臼歯、左側は第二小臼歯、下顎は両側第二小臼歯
治療に使用した装置 : リンガルブラケット アンカースクリュウなどは使用していません。
この治療に関して考えられるリスク(副作用)
年齢的に歯周病に注意して治療をおこないました。毎回来院時にブラッシング指導、スケーリングを行いました。
治療期間 : 30か月
※費用については分割払いが可能です。詳しくはこちら
担当医より