Case No.305
出っ歯乱杭歯治療例
女性 10代 東京都東村山市
治療例: No. 313 上顎前突 乱杭歯
来院時の写真
気になっている点(主訴): 出っ歯 上顎前突
出っ歯(上顎前突)の治療を希望されて来られました。子供の頃から出っ歯である事をいじられて嫌だったそうです。そこでリンガルブラケット、舌側矯正(裏側矯正)で治療する事になりました。この歯並びは舌側矯正(裏側矯正)にとって得意な不正咬合になります。
治療中の写真
上顎第一小臼歯を抜歯して上下リンガルブラケットで接着し治療をおこないました。成人式前の年内にリンガルブラケットを外す事ができます。リンガルブラケットを装着したままで昨年は成人式を迎えた患者様がいました。もちろんそれでも見える事はありませんが、やはりブラケットがない方が楽だと思います。頑張って遠方から通ってくれました。祝成人です。おめでとうございます!久しぶりのお友達と会う時はマスクが外せるといいですね。
院長 福井の診断ノート
診断名 :
上顎前突
骨格性には下顎骨が後退しています。しかし、外科手術が必要なほどではありませんでした。これは日本人に多い上顎前突症です。実際には下顎後退になります。上顎第一小臼歯を抜歯してリンガルブラケットで治療をおこないました。
抜歯部位 : 上顎第一小臼歯
治療に使用した装置 : リンガルブラケット
この治療に関して考えられるリスク(副作用)
上顎前歯の内側への移動量が大きくなります。治療後のレントゲン写真から上顎前歯の歯根吸収は認められませんでした。患者様にも画像を見て頂き説明しました。アイ矯正ではいつもおこなっています。強い力で前歯を牽引しない事が重要です。従って、強い力になる傾向のあるアンカースクリュウは使用しません。
治療期間 : 20か月
※費用については分割払いが可能です。詳しくはこちら
担当医より