Case No.250
受け口乱杭歯治療例
男性 30代 三重県名張市
治療例 No. 259 側切歯が交叉咬合
来院時の写真
気になっている点(主訴): 上顎左側側切歯の交叉咬合
この症例は難しい症例です。そう思われないかもしれませんが矯正歯科医にはわかります。プロにはわかると言った所です。側方の歯が緊密に咬合しています。反対咬合になっている側切歯ですが、小臼歯を抜歯するほど場所が不足しているわけではありません。しかし、これを単純に前に出しと上顎前歯全体を前方に傾斜させる必要があります。出っ歯になってしまいます。そこで大臼歯を後ろに下げる事にしました。
治療中の写真
どうでしょうか?治療途中の状態をお見せします。やっとここまで来ました。これならブラケットをはずすことができます。
DIAGNOSIS
院長 福井の診断ノート
院長 福井の診断ノート
診断名 :
上顎側切歯の交叉咬合
上顎側切歯が1歯反対に噛んでいます。下顎にも少し叢生があります。しかし、小臼歯を抜歯するほどの不足ではありません。しかも他の歯はしっかりと噛んでいます。そこで大臼歯を後方に移動して排列する事にしました。非抜歯です。
抜歯部位 : 非抜歯
治療に使用した装置 : イクステンションリンガルアーチ リンガルブラケット
この治療に関して考えられるリスク(副作用)
年齢的に30歳後半の方でした。歯周病のリスクはありました。毎回来院時にブラッシング指導、スケーリングを行います。
治療期間 : 36か月
費用 : 費用 : 135万円~155万円(税込)
※費用については分割払いが可能です。詳しくはこちら
FROM DOCTOR
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担当医より