Case No.272
乱杭歯治療例
女性 20代 神奈川県平塚市
治療例 No.280 片側だけ八重歯 乱杭歯
来院時の写真
気になっている点(主訴): 八重歯 乱杭歯
片側だけが大きくはずれた八重歯になっています。下顎前歯に叢生、乱杭状態です。おそらく上顎前歯の生え変わりが左右対称には起きなかったのでしょう。右側犬歯だけが遅く生えてきた事が考えられます。そのために他の歯が排列し、完全にブロックアウトされた状態になっています。上顎前歯の正中線はお顔の正中(人中)から大きく右にずれています。これを気にする人は多いです。乳歯が左右対称に脱落しない場合はこういった症状になります。乳歯の生え変わりが左右対称に進行していればこのような歯並びになりませんでした。
歯茎が腫れています。全体的に歯肉炎の状態でした。
治療中の写真
上下左右の小臼歯を抜歯しました。排列してきた状態をお見せします。八重歯をこのままにしておけばいずれ抜歯になった事でしょう。前歯の正中線がお顔の正中に一致しました。そうするためにも左右の小臼歯を抜歯する必要がありました。
院長 福井の診断ノート
診断名 :
叢生 乱杭歯
骨格的には異常がありませんでした。八重歯と乱杭歯がありました。リンガルブラケットを用いて治療しました。
抜歯部位 : 上下左右第一小臼歯
治療に使用した装置 : リンガルブラケット
この治療に関して考えられるリスク(副作用)
全体的に歯肉炎の状態でした。毎回来院時にブラッシング指導、スケーリングを行いました。
治療期間 : 30か月(2年半)
費用 : 費用 : 135万円~155万円(税込)
※費用については分割払いが可能です。詳しくはこちら
担当医より