Case No.128
出っ歯乱杭歯治療例非抜歯(仮)
女性 20代
治療例No.136 乱杭歯 叢生 非抜歯
来院時の写真
気になっている点(主訴): 出っ歯 翼状捻転
非抜歯治療(歯を抜かない)
歯を抜くか?抜かないか?というのは
患者様にとっても、私たちにとっても大きな問題です。
この患者様の場合、でこぼこの程度
そして前歯の傾斜角度、横顔などから総合的判断して歯を抜かない事を決断しました。
治療期間も歯を抜いた場合よりは短くてすみます。
総合的に判断して診断しなければいけません。
治療中の写真
下の前歯がきれいに見えるようになりました。
そうろそろ装置が外れます。
裏側からのアプローチでは前歯が前に出てしまう事はありません。
歯を抜かなくても口もとが飛び出す事はありません。
歯を抜かないですむ確率は増加しますが
やはり成人の患者様は成長発育がないので歯を抜く事になる事が多いです。
そこでもっとも重要な判断基準は横顔です。
患者様の多くは横顔を気にしています。
そして私たちも気にしています。
治療はうまくいきました。
今回もアンカーインプラントは使用していません。
表側に一切装置は付けませんでした。
掲載に協力していただきました。ありがとうございました。
院長 福井の診断ノート
診断名 :
噛み合わせの深い叢生症例
かみ合わせが深いです。わずかな叢生もあります。横顔には問題ありませんでした。そこで非抜歯で叢生を排列しかみ合わせを治す事にしました。
抜歯部位 : 非抜歯
治療に使用した装置 : リンガルブラケット
この治療に関して考えられるリスク(副作用)
大きなリスクはありません。非抜歯で排列すると後戻りが心配です。さらに口もとの突出感が出る事に注意が必要です。リンガルブラケットは口もとが出る事を防ぐ効果があります。それは内側に作用点があるために後方回転が起きやすいです。
治療期間 : 15か月
費用 : 費用 : 135万円~155万円(税込)
※費用については分割払いが可能です。詳しくはこちら
担当医より